【日時】2020年6月16日(火) 〜7月26日(日) 10:00〜17:00(月曜日休館)
【場所】あかりの鹿児資料館 加古川市加古川町粟津803-1
【料金】大人:300円、大学・高校生:200円、中学生以下:無料、65歳以上:200円、障がい者:無料
今春のコロナ禍の中、私たちは多くの犠牲を払い、いまだ治療法がないまま目に見えないウィルスとの闘いを続けています。
ただ、感染症との闘いはこれまでも長い歴史の中で続いてきました。医療が現在ほど進んでいなかった時代、感染症の予防や治療のために人々は神仏に祈る事しか出来なかったでしょう。そしてその人々の願いの中から様々な御守りや縁起物としての玩具も作られました。
疱瘡(天然痘)を除けるには赤い物がよいとされ、「赤べこ」や「さるぼぼ」、そして真っ赤な「ダルマ」など、特に子供たちを護るために活躍しました。コロリ≪虎狼痢・虎狼狸≫(コレラ)には、「神農さんの虎」。文政5年(1822)の大坂でのコレラの流行時に作られるようになりました。「蘇民将来」符は、遊びの道具ではありませんが郷土玩具として人々を護ってきた風格ある姿です。
疫病除けや病気の治癒を願い、子供の健康を祈った玩具の数々をご覧ください。
【お問合せ】あかりの鹿児資料館 079-421-2191 あかりの鹿児資料館HP